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論文

The radiation-induced degradation of anthraquinone dyes in aqueous solutions

長井 武司*; 鈴木 伸武

Int.J.Appl.Radiat.Isot., 27(12), p.699 - 705, 1976/12

 被引用回数:18

放射線によるアントラキノン染料(Acid Blue 40, Acid Green 25, Reactive Blue 4, Reactive Blue 2)水溶液の脱色分解に関する研究を行なった。アントラキノン染料水溶液は酸素存在下では放射線照射によって容易に脱色され、脱色反応は過酸化水素,亜酸化窒素の添加によって促進された。窒素飽和Acid Blue 40水溶液においては、610nmの吸収帯が消失するとともに新しい吸収帯が460-490nmに出現した。この新しい吸収帯は少量のアルコール添加によってさらに明瞭になった。このような現象は酸素存在下では観測されなかった。染料分子は脱色後十分な酸素が供給される条件下では主に有機酸のような低分子量化合物に分解され、さらにCO$$_{2}$$にまで完全に酸化分解された。

論文

The Radiation-induced degradation of azo dyes in aqueous solutions

鈴木 伸武; 長井 武司*; 堀田 寛; 鷲野 正光

Int.J.Appl.Radiat.Isot., 26(12), p.726 - 730, 1975/12

Acid Red265(アゾ染料)の放射線水相酸化の研究を行なった。脱色反応は反応初期において、first-order kineticsに従った。脱色のG値は線量率、染料濃度、酸素の有無には無関係で1.00$$pm$$0.04であり、N$$_{2}$$O、H$$_{2}$$O$$_{2}$$の添加で増加した。照射染料水溶液の吸収スペクトルを観測すると、6.4$$times$$10$$^{4}$$rad以下では等吸収点が存在し、one radiation induced productの生成を示唆した。6.4$$times$$10$$^{4}$$rad以上では等吸収点は消失した。アゾ染料の脱色反応は水の放射線分解の一次生成ラジカルであるOHラジカルの発色団に対する攻撃によって誘起され、Acid Red265とOHラジカルとの反応速度定数はpH6.4で8.1$$times$$10$$^{9}$$M$$^{-}$$$$^{1}$$sec$$^{-}$$$$^{1}$$、pH2.1で9.3$$times$$10$$^{9}$$M$$^{-}$$$$^{1}$$sec$$^{-}$$$$^{1}$$であった。一方、酸素飽和水溶液中のpHは照射時間とともにいちじるしく低下し、水溶液中の全有機炭素量は減少した。

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